築25年の中古一戸建てを費用1000万超えリノベーションし、個人ブログを運営している5nahome(コナホーム)です!
今回は中古住宅リノベーションで誰しもが不安な『デメリット』について、ブログ記事にしてみたいと思います。
皆様に後悔や失敗のないよう、少しでもお伝え出来る事があればと思っています。
ただし私たちの中古一戸建てで起きた事や、家族が思った事などをもとにしているので、必ずしもデメリットとは感じない方もいるかもしれません。
あくまで我が家の参考事例としてご覧くださいませ😝
目次
中古住宅リノベーションのデメリット
デメリット1:柱がシロアリに喰われてた!
リビング~キッチン~洗面所など解体を進めていく中で、これまではほとんど問題なく来ていました。
しかし…
玄関の柱を『シロアリ』に喰われてたっ!!
下から上まで柱を駆け上るように喰われていました。基本シロアリは、下から上にあがっていくそう。
元々部分的な解体だけだったのに、石膏ボードを外し、柱を付け替え、再度石膏ボードを取り付けるという事に…
この箇所は工程が後の方で、ここまでは全然問題なく「家の状態はとても良いですね!」と言われていたので、中古住宅であるというのが頭から抜けていました(笑)
当たり前ながら『中古一戸建てxリノベーション』という現実を突きつけられました😭
「リフォームではよくあることだよ」とリノベーションの施工業者さんには慰められ(笑)
事なきを得ましたが・・・追加費用としては痛手で【約20万円】ほど…💸
20万円もあれば結構良い家具や家電買えたのにってスゴく思いました!
新築や注文住宅などでは絶対起きないので、中古住宅xリノベーションのデメリットかなと思います。
デメリット2:旧設備の施工ミスが発覚
コチラは解体中の写真ですが、おそらく、以前旧オーナーが取り付けたエアコンの施工業者がミスした事案。
施工ミスで筋交いに穴が・・・
近くで見ると、本当にだいぶパックマンですよね・・・
結果的にはリフォーム業者の方で補強を行ってくれて、無事解決。
ちょっとした補強だったようで、これはサービスでやってくれました😆
このように旧オーナーが何か手を加えた事で、それをリフォームの時に対処しなければいけないという事も起きました。
シロアリと内容は違えど、結局言いたい事は同じで、
『リフォームって始まってみないと、開けてみないと分からない』
という事が結構あって、それがデメリットだなと感じました。
デメリット3:解体費用・処分費用
我が家は1Fの大部分をスケルトンリフォームしたので、解体費用と処分費用は結構掛かりました。
壁・天井の石膏ボード、床板、キッチン、洗面台、浴室、トイレなどを解体・処分して、合計で【解体処分費用:約150万円】ほどです。
新築の注文住宅の場合には、水道やガス等の引き込み工事があり、それはそれで費用が掛かると思いますが、中古戸建てなのに何だか損した気分にもなりました(笑)
また、リフォームの定番である水回りだけで言っても、解体費用(処分費用)などは結構発生してしまいます。
リフォームをやる箇所が多いほどに解体費用は掛かり、設備を新しくすればするほどに解体費用は加算されます。
我が家の場合、この解体処分費用については軽く考えておりました。
中古戸建てを購入し、リフォーム業者とも契約締結し、リノベ計画を進めていく中で初めて気づき、思ったよりも費用が掛かり驚きました!
当ブログをご覧の方にも是非知ってほしくて、デメリットの項目として挙げました。
デメリット4:庭木の抜根費用・伐採処分費用
購入する中古戸建て次第ですが、「緑があってイイ感じ!」などと思っているとやられます・・・😂
これ我が家の抜根・伐採前の写真ですが、木々がモッサリすごくないですか?
築年数が経っているほどに木は成長するし、何より根が張っていて、抜根するのがとにかく大変。
伐採だけで済ませると、虫が湧くし、シロアリ発生のリスクも高めます。
ちゃんと手入れ出来る方なら大丈夫ですが、放置しておくのはマズイし、放置せず伐採・伐根する場合でも結構なお金が掛かるので、中古戸建てを探す上で、予め頭に入れておきたい点です!
我が家の場合には、リフォーム業者にはお願いせず、知り合いの業者へお願いし安くしてもらっても【抜根および伐採費用:約30万円】ほどでした。
コチラも土地購入~注文住宅とは違う点であり、デメリットかなとも思います。
デメリット5:注文住宅ほどの自由さは無い
リノベーションと言うと「無限大の可能性がある!」と感じる方もいるかもしれません。しかし、それでも注文住宅ほどの自由さはありません。
当たり前ですが、既存の建物・間取りを活かす必要があり、スケルトンリフォームだとしても完全に自由な間取りを実現する事は出来ません。
何故なら、外壁や柱などまでは中々変えられないからです。
我が家は『間取り変更』と『一部水回りの変更』を伴ったリノベーションで、例えばキッチンの場所は変更しましたが、お風呂や玄関、庭や窓の位置などが決まっているという成約がある中での変更でした。
費用の面を考えなければ、大幅な仕様変更も可能な事もあったのかもしれませんが、かなり費用も掛かるだろうし、だったら注文住宅という選択も視野に入ってくるのでは? と個人的には思います。
あくまで素人意見ですが、注文住宅ほどの自由さが無いというのもデメリットであると感じます。
リノベーションのデメリットで一番感じるのは『見えない費用』
中古住宅のリノベーションを行う際には、事前に様々な情報を得て、計画していくと思います。
もちろんリフォーム業者などとは、事前に打ち合わせもするし、自分たちがやりたい事に対する見積もりもしてくれると思います。
しかし、今回デメリット事例として紹介したシロアリなんかは最も費用が想定しづらいですよね。
リフォームを進めていく中で『予想以上に傷んでいた箇所があった』などの場合には、想定していない修繕や補強が必要になりますよね。
シロアリもそうだし、土台が傷んでいたり、水回りの床や柱が腐っていたり等など・・・。
我が家の場合も、図面と実際の施工内容がいくつか異なっており、計画内容の見直しが必要になったりもありました。
それらが積み重なっていく事で、思わぬ追加費用となってしまう場合もあるかと思います。
目に見えない所から来る【目に見えない費用】というのは、中古住宅のリノベーションでは避けられない大きなデメリットかと思います。
まとめ:それでもデメリットを上回るメリットがある
今回は『 【デメリット実感!?】中古戸建てxリノベーションでデメリットと感じた我が家の事例 』という内容のブログ記事でした。
色々と書いてきましたが、これまで書いてきたデメリットがあったからと言って、中古一戸建ての購入~リノベーション実施した事自体については後悔も無いし、失敗したとも思っていません。
デメリットというテーマなので、マイナスな事ばかりを書いた感じです(笑)
我が家ではデメリットを踏まえても、費用面において新築では叶えられなかったような事が実現出来て、それがデメリットを上回るメリットだと思うので、とても満足しています♪
あくまで我が家のデメリット事例ですが、参考にしていただけたら嬉しいです☺